管理者メッセージ
2000年から介護保険制度が始まり、昔のように家族にだけ介護の負担がかかることはなくなりました。
病気になっても病院での生活から、住み慣れた自宅での生活を望まれるご利用者様はどんどん増えています。
また医療の進歩により、多くの小さな子どもたちが救命されるようになりました。
その結果、たんの吸引、経管栄養、人工呼吸器、酸素などの医療的ケアを必要とする「医療的ケア児」が増えています。
しかし、医療、福祉、教育、保育などの分野で医療的ケア児の受け皿は不足し、家族に多大な介護負担を強いている現状があります。
2020年を迎え、高齢化とともに少子化が進んでいます。
これからは高齢者になっても住み慣れた地域で、自立した生活を最期まで送ることができるように、必要な医療、介護、福祉サービスなどを一体的に提供し、すべての世代で支え・支えられるまちづくりをすることが求められています。
さまざまなライフステージにあるご利用者様の、住み慣れた環境・希望した環境での生活をより良いものにできるよう、また地域のインフォーマルな関わりから生まれるQOL(Quality of life)を大切にしながら、
訪問看護ステーションれぽはチーム一丸となって在宅ケアを全力で支援・協力させていただきます。